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すこやか中国整体通信

第1号

【夏バテは弱った胃腸から…歪みをとって元気な身体に!】

 2004年9月25日発行
  今年の夏の記録的な暑さで、体調を崩された方も多いのではないでしょうか。九月も終わりに

近づき、さすがに涼しくなってきましたが、実は、この季節こそ夏の疲れが出やすい時期です。




身体がホッとして緊張が緩むせいもあるのでしょうが、気温変化に身体がついていかなかったり、

夏の間の冷たいものを飲食する習慣がとれずに体を冷やしてしまったり、といった理由が考えら

れます。



何となくだるさが続く、お腹の調子が今ひとつだ、という症状が気になる方は、夏バテを疑ってみて

もよいかもしれません。



 夏バテになるのは一般に胃腸の弱い人が多いのですが、そういう人の身体は、大概、左に傾い

ています。これは、外から一目見ればわかります。身体が右側に歪むことで身体の右側にある胃

が圧迫され、胃は辛い状態におかれる。身体は本能的にこの状態から解放されようとして、左に

傾くようになるわけです。



このような場合、身体の歪みをとれば、だいぶ症状は楽になります。施術中に患者さんの胃や

腸が動き出し、ゴロゴロと音が聞こえることもあるぐらい、すぐに反応が出る例もよく見られます。



ただ、施術をしても身体は段々もとに戻っていってしまいますので、定期的に整体をして体の歪み

をとっていくことをお勧めします。



日常生活での夏バテ予防対策としては、何より、まめに運動をすること。人間の体温のほとんど

は、筋肉と消化管(小腸・大腸など)から生み出されています。食事をすると身体がポカポカするの

はこのためですし、筋肉も摩擦によって熱を生むので、筋肉を動かせば身体は温まります。



しかも、運動は全身の筋肉のバランスを整えることにつながるので、身体の歪みをとるという点か

らもお勧めです。

人間を家にたとえると、骨格や筋肉が歪んでいる状態は屋台骨が傾いているのと同じこと。

不調になるのも当然といえます。骨や筋肉のバランスを整え、すこやかな生活を送っていた

だきたいと思います。


菊地イワオ院長はこんな人

  東京都・東大和市出身

  みずがめ座・A型

  趣味はゴルフ、ドライブ、

  B級グル(新宿桂花ラーメン)


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